Q刑Q年 in Q州

主にもうすぐ稼働終了しそうな大人気クソつまらないゲームことクイズマジックアカデミー通称QMAについてのアレコレを書いていきたいと思います。

#21 東京事変

トーキョーグリモワール

アップデートから2か月くらい経ったのでしょうか?間違いなくこの10年間で最高のQMAです。ボジョレーヌーボーではありません。最高にゲームしてます。ほっとんどプレイしていませんが。スプラトゥーンとかCOJとか忙しいし。

 

ここが凄いぞグリモワール

書き出すとめっちゃ長くなりそうですが本当に本っ当に遊びやすく、1クレあたりの満足度が高くなりました。本来こうあるべきでしょって部分にプラスアルファがある。今まで開発チームは寝てたのか?ってくらい仕事してます。ここまで完成させて次はどうするの?え?次ないの?いよいよ稼働終了なの?そっかあって感じです。

 

デフォルトビジュアルのリニューアル

何年ぶりか知りませんがようやくイラストが刷新されました。豚を釣って豚から搾取するのゲームでイラストの不足は死活問題です。これが解消されたのはとても大きいです。暁の鐘(そういえば暁の鐘関係の記事とかまったく書いてませんでしたが一応少しはやっていました。本当に少しだけですけど。年間50クレくらい?)でも一応優勝絵とか一部リニューアルされていましたが優勝すると嬉しくて感動で頭がパーンしてたマヤちゃんとか良い具合に小奇麗になりました。

シンプルな第一、第七アカデミーの制服も好きですがマラリヤとかリエルとか制服なのかコスプレなのかよくわからない連中が跋扈していたので統一的なデザインをベースにそれぞれのキャラクター毎に個性をもたせたのはとっても良いことだと思います。ちゃんと青少年が学生しています。先生がフリーダムなのはもういいや。知らん。

暁の鐘から検定テーマイラストにキャッチーなものが増えてきてもしや次回作ではイラスト周りのリニューアルも期待できるのではと思っていたところ、期待を裏切らない仕事ぶりでした。願わくば、これをあと5年早くやってくれていればという感じです。

 

順位決定戦の導入

革命です。

10年間QMAをシコシコやっていたオタクは椅子から転げ落ちたことでしょう。

KONAMIが、とにかくお金にがめついあのKONAMIが、よくもこんな有情な措置をしたものです。感銘を受けました。殿様商売に定評のあるあのKONMAIがここまでしなければならいほどソシャゲは強いということでしょうか。黒ウィズとか手軽で面白いですしね。

予選敗退→台パンして帰宅だったこれまで流れが、予選敗退→もうちょっとだけ遊べるドン!に変わったことで、クイズは1問でも多く解きたい、対人ゲームは最後までしっかり決着をつけたい、そういう潜在的な欲求をがっつり満たしてくれます。予習6問+予選10問+決定戦12問は最低保証。しかもその決定戦では自分が好きな(得意な)形式を取り敢えず3問は見知らぬクイズオタク相手にぶん投げることが出来る。小さいことですが、こういうほんのちょっとのカタルシスがあるというだけで、ストレスゲージは大幅に下がります。願わくばこれを、あと7年早くやってくれていればという感じです。

 

店舗大会ロードマップの導入

その昔、旧友あてに主張していたことがようやく導入されたなとひとりほくそ笑みました。どうもこんにちは、私が予言者です。

大会や交流会を定期的に開催する店舗に対して公式が景品配布等を行ったりスケジュールを示したりシてバックアップするというのはTCG界隈ではよくありましたが(QMAでも過去作において公式が店舗大会用に景品配布とかやっていたようですね、知りませんでした)個人的にはクイズゲームでそれをやっても一部のグッズオタクがブヒブヒ言うだけで界隈全体としてはあんまり盛り上がらないだろうと感じていました。カードゲームならその景品であるカードを手に入れることで戦略の有り様が変わることもあるものですが、クイズゲームでグッズを手に入れたからといって知識が増えるわけでも直感が冴えるわけでもないので、結局ゲームに直結しないから一部のグッズオタク兼クイズオタク以外はそんなに熱を入れないだろうなと。

それよりも、何を目標にどう行動するかの目安となるロードマップを充実させれば、年間通じてどう遊ぶかなんとなく見えてくるだろう、と。地元でデカイ大会がいつあるから、いつまでにスポーツとアニゲを回しておくか、その日の前後で有給休暇申請しとくか、みたいな。そして行動計画に支障をきたさないよう、予め年間スケジュールを示すべきで、主要な大会の前には一段グレードの低いトライアルを複数箇所で開催して、年間で一番権威のある大会は完全にインビテーションにする。というのが僕の主張するところでした。ほぼほぼそうなってんじゃん!すごい!

 

次にやるべきはレギュレーションの整備と表・裏街道の整備じゃないかなと思います。サブジャンルごとのNo1決定戦とか総合正解率で足切りのある大会とか。クイズプレイヤーの99%は自己顕示欲の塊だという統計上の結果も出ていますので、茶臼芸人やギャラリー界であってもそれぞれの得意とする分野ないし領分でなんらか「人前で1位を取る」体験が出来るような道があると良いんじゃないかなと思います。ついでに特殊称号みたいなのも手に入るようにするとか面白いかもしれませんね。例えばアニゲーのG1大会で1位を取ったら「アニオタ」、予選敗退したら「萌豚」とか。そうすれば2位以下であっても予選敗退であっても色々とおいしいですし盛り上がると思います。

 

解答速度による点数増減幅の拡大

私のお仲間さん連中は揃いも揃ってブーブー言っていますが、チンタラ答えても1位が取れるクイズゲームってのはなんだかんだテンポを悪くしていたと思いますし、やっぱりおクイズの原点というか原風景は早押しでの解答に在って、いかに早く、いかに正確に解答できるかを競ってなんぼだろうと思います。

ただ減少幅についてはもうちょっと調整できるんじゃないかなとは思います。今の仕様だと連想やエフェクトでCOMが鬼のような強さになるんで、例えば規定時間内に解答入力できれば一律満点。規定時間を過ぎてからは解答速度と正解者順に点数が一定割合増減。COMは自動的に最終解答者となる。とかでもいいんじゃないかなと。

 

 

まだまだあるぞグリモワールのいいところ

まだまだ前作までと比較して良くなった点はありますが、一旦休憩を挟みたいと思います(貧弱)

何度も言いますがトーキョーグリモワールはそのネーミングのイロモノさに反して、ここ10年で最高のクイズマジックアカデミーです。遊びやすさも、クレジットあたりの満足度も、QMA6~7あたりでつまらなくなったからちょっと辞めちゃった的な人がもう一度触れば暁の鐘のマヤちゃんみたいに感動でパーンとなると思います。頭が。